「菅首相への批判」

 昨日の朝日新聞で、ぼくが早大で受講した、「情報政治論」の担当講師、高瀬淳一(名古屋外国語大学)教授が、菅直人首相について、興味深い見立てをしていました。
 「例えば小泉純一郎元首相は、失言もあったが、人を強く引きつける言葉があった」と分析。「菅さんは首相になってから語る意欲が見えない。そもそも伝えたいことがないのかもしれない」
 このように発言しているのです。
 なるほど、菅首相は野党時代あれほど、国会でも舌鋒鋭く与党を追及していましたが、いざ首相になると、さて、いったい何をやりたいのか、一市民にはじつに分かりにくいですね。