「磯田道史は面白い」

 茨城大学人文学部磯田道史准教授⇒http://info.ibaraki.ac.jp/Profiles/7/0000690/profile.htmlが原作となっている、映画『武士の家計簿』の封切りが間近に迫っていますが、『一冊の本』で短期集中連載が始まった、磯田による「江戸の武士生活から考える」が面白い。

 そこで、ぼくの疑問がひとつ氷解しました。それは、信長・秀吉・家康の天下人はいずれも濃尾平野の出身者でしたが、その理由が明解に語られているのです。
 つまり、近世の藩は、織田信長が発明したものであり、それを秀吉が改良し、家康が全国展開したというのです。
 それができたのも、濃尾平野が肥沃な平野だったからというのです。
 いわれてみれば、当然とも思いますが、なるほどと思いました。