「世界報道写真展2011」

 今日から、「世界報道写真展2011」が東京都写真美術館で開催されます。⇒http://www.syabi.com/contents/exhibition/index-1359.html

 同展に展示されている大賞受賞作品は、その痛ましさに声がありません。
 同作品へのコメントを引用させていただくと、次にあるとおりです。
 「南アフリカの女性写真家ジョディ・ビーバー氏がアフガニスタン人の女性を撮影したポートレイトが選ばれました。女性の名前はビビ・アイシャさんといい、夫による暴力から逃れて実家にいたところを反政府武装勢力タリバーンによって強制的に、逃亡の罪で刑を宣告され、夫によって鼻と耳を切り落とされる「罰」を受けました。アイシャさんはその後、援助機関と米軍によって保護され、現在はカウンセリングと再生手術を受けた米国で暮らしています。撮影にあたってビーバー氏は「尊厳に満ちた女性を撮りたかった」と述べています。」