「声の力」

 どうも「声」には、相当の力があるようです。
 朝日新聞夕刊に昨日まで連載されていた「声が聞こえる」の10回目は、歌人河野裕子の特集でしたが、そこに次に掲げる文章がありました。

 「文字で読むことに慣れすぎたが、人間は、声の力で気持ちが届くように出来ているのではないか」

 まさしく、そうだと思います。
 松本清張に『声』という短編小説がありましたが、「声」には、結構な力があります。