「日清戦争前に体罰はなかった」

 昨日の朝日新聞朝刊に掲載されていた、片山杜秀(慶大准教授)の「体罰 近代日本の遺物」によれば、日清戦争前の海軍兵学校は、暴力とは無縁だったという。
 転機は、日露戦争。軍隊教育にはじまり、一般学校にまで広く軍事教練が課され、そこでは体罰が行われた。
 戦後、軍隊は日本からなくなったものの、暴力的指導は残存した。
 ぼくは、児童の際、教師から殴られたことがあり、その教師を今でも忌避しています。