「大学の存在理由」

 昨日、東京大学の入学式がありましたが、そこで、五神 真総長による式辞があり、「皆さんは毎日、新聞を読みますか? 新聞よりもインターネットやテレビでニュースに触れることが多いのではないでしょうか。ヘッドラインだけでなく、記事の本文もきちんと読む習慣を身に着けるべきです」と言及していました。
 それほど、新聞離れが著しいということでしょう。

 そもそも、大学はなんのために、存在するのでしょうか。京都市立芸術大学長の鷲田清一は、「大学というところは、目下の仕事に取り組む人の代わりに、あるいはその委託を受けて、役に立つか立たないか分からないことでも必死に探求するところです」と、朝日新聞の4月7日朝刊で語っていました。⇒http://www.asahi.com/articles/ASJ454VDQJ45UPQJ006.html