飯間浩明氏講演会「ことばが変化するってどういうこと?」

 4月14日は、町田市民文学館ことばらんどにて、飯間浩明氏講演会「ことばが変化するってどういうこと?」〜国語辞典をつくる視点から〜を、聴講いたしました。

 示唆に富む講演会でしたが、意を強くしたのが、「御苦労様です」とは、江戸時代では、目下の者が目上の方に申し上げることばだった、という常識的な指摘でした。
 噺家では、前座から真打に、「御苦労様です」とは、しばしば言うことばです。
 ところが、いまでは、「御苦労様」は、目上の者が目下の者に言うことば、という以前にはなかった解釈があるようです。