「小泉首相最後の施政方針演説」

 昨日開会した通常国会において、小泉首相が自ら「最後」と認める演説を行いました。

 その際、「総理の施政方針演説の際、要所要所で拍手をお願いします。米国の大統領演説終了後行われるように、全員が立ち上がって、30秒ほどの間、拍手をしましょう」という文章が、自民党の新人代議士に送られたそうです。

 これに応えたのは、たった二人のみ。

 「私たちは幼稚園児じゃない」と破り捨てた議員がいたそうですが、こんな指示を出すとは、自民党も落ちぶれたものです。

 指示を出さなくても、感動すれば、人は拍手をするものなのですから。
 これでは、小泉首相の演説は感動を与えないと、自民党自ら認めているようなものではありませんか。