「非常に難しい議案」

 今日の本会議では、非常に判断の難しい案件が、一件ありました。

 それは、町田市立文学館の建設に当たり、それまで公民館として使っていた建物を改築して、文学館に改装する工事を行っていたのですが、その際、公民館の手抜き工事が露見し、その工事を担った間組に町田市は、補修工事を命じたのです。

 その調査費は、約5,400万円掛かったのですが、結局、その調査費は裁判所の調停によると、間組は800万円しか負担しなくても好い、というのです。

 その800万円で、良しとするか、それともその800万円を不服とし、この議案に反対するか、というものです。

 心情的には、4,600万円も損するのですから、この議案を否決したいのですが、すでに司法判断によって800万円という数字が出ているために、らん丈は、この議案に賛成したのでした。

 そもそもらん丈は、文学館の建設には賛成の立場ですし。