「行政法(行政争訟法)と法科大学院がもたらすもの」

 今日は、行政法(行政争訟法);担当:後藤光男教授http://park5.wakwak.com/~ai03tspm7/gotoh_lab/や、環境法;担当:黒川哲志教授http://home.att.ne.jp/grape/kurokw/index.htm
その他の、講義を受講しました。

 法律系の講義だったので、「UP」2006年4月号に載った、内田貴教授(東大)の記事をご紹介させていただきます。
 そこで、内田教授はこう記しているのです。
 “司法制度改革は、日本社会を法知識についての集中型社会へと転換する選択をした。現在はまだ社会に多数拡散している法知識は、今後、法科大学院が定着するなら、次第にその質を低下させていくだろう。そして、法知識を法曹が独占する社会へと向かう。その影響は、やがて、じわじわと社会の様々な面に現れるに違いない。真っ先に直面しなければならないのが、中央・地方の公務員における法的リテラシーの低下だろう。”

 なるほど、由々しき問題です。