「『季刊芙蓉』第68号・2006年夏」

 ぼくが所属する俳句誌、『季刊芙蓉』の最新号第68号が届きました。
 宗匠は、須川洋子先生といい、加藤楸邨門下であり、立教文学部の先輩でもあります。

 そこに掲載されたぼくの句を、下に掲げます。

・人絶えし海見たくなり年の暮れ
・父の遺品の義歯に見入っている師走
・聖夜のみ定刻前に教会へ
・初夢で亡き弟にくすぐられ
・亡父(ちち)の飲み残しの酒を飲む冬至
・八雲旧居で春の雨垂れ聞いており
・竜天に昇りバッジを確かむる
・教科書の匂い嬉しや新学期

 過去のぼくの句はこちらをご覧下さい。⇒http://www.ranjo.jp/zenbun/haiku/index.htm