「1日は伯父のお通夜で群馬県前橋市へ」

 先月は、伯父が二人も亡くなるという不幸に見舞われました。
 弟も、2001年の6月30日に亡くなっていますから、ぼくにとって6月は、鬼門の月です。

 前橋市在住だった伯父の通夜に参列するために、式場の最寄駅、新前橋駅からタクシーに乗ったのですが、程なく33階建ての群馬県庁舎が見えてきました。

 らん丈「あの県庁舎は、まだ新しいですが、いつ頃出来たんですか」
 運転手さん「オープンしたのは2年前だね。ただ、建設が始まったのは、もっと前だったよ」
 ぼくは、よっぽど、「当たり前でしょう」と、突っ込みを入れたかったのですが、それは、止めました。

 式場に着いて、伯父さんに最後の別れをした後、式場の係りの方に、「今日中に、帰京したいのですが、時刻表はありますか」と伺うと、「それは、列車の時刻表ですか」と、逆に問われました。
 「じゃあ何かい、この式場では、式進行の時刻表でもあるのかい」と、返したかったのですが、それももちろん、口に出しませんでした。

 なんとも、ちぐはぐな対応をされた、7月1日でした。