先日TVで放送された「ALWAYS 3丁目の夕日」を、録画して観ました。
世評通りの会心作で、あたしゃ、泣きました。
時代は、東京タワーが出来上がる昭和33年。
ぼくが生まれる前年ですが、あの映画を見るとつくづく、昭和30年代の前半までは、庶民の暮らしは基本的に、江戸時代と大差がないと思ったものです。
煮炊きは七輪ですし、電化製品といったら、電灯ぐらいのもの。
皇太子(現天皇)御成婚以後、日本は高度経済成長に突入し、洗濯機、冷蔵庫、テレビが日常生活に侵入してくることによって、生活がどんどん変化していくのです。
あの頃に戻りたいとは思いませんが、懐かしさは募りました。
演技陣では、堤真一、三浦友和が好かったですね。