「議員研修会」

 今日は、町田市議会と議会改革調査特別委員会の共催による、議員研修会がありました。

 講師に、全国市議会議長会法制主幹をお迎えし、同氏による講演「地方自治法の一部改正について」を伺った後、質疑が行われました。

 その際、ぼくは2点にわたって質疑をさせていただきました。
 1点は、「地方の自主性・自律性の拡大及び地方議会のあり方に関する答申」にある、議員構成が多様な民意を反映するものとなっていない、という指摘があるが、それを克服する有効な手段にはどんなものがあるのか。
 2点目は、同答申に、休日、夜間等に議会を開催するなどの運用上の工夫をすべきである、との指摘があるが、それを実施している公共団体をご教示いただきたいというものでした。

 それぞれについて、下記の回答をいただきました。

 1点目については、議員に立候補すると、多くの場合仕事を退職しければならず、また、当選しても身分保証は4年間に限られており、4年ごとに改選されるため、多様な市民が立候補しづらい現状があるため、退職しなくても立候補することができるようにするのもひとつの方策である。

 2点目については、16市32件が日曜を中心に議会を開催した実績があるものの、継続恒久的なものではない。
 また、日曜等に議会を開催しても、傍聴人は漸減してしまうので、あまり機能していないのが実状、との回答をいただきました。