「広島県福山市から帰京」

 今日は、福山市の福山すこやかセンターに視察に伺いました。

 福山すこやかセンター⇒http://www.fukuyama-sukoyaka.jp/の素晴らしいところは、高度化・複雑化した市民の保健・医療・福祉のニーズに対応できる拠点を目指し、医師会、社会福祉協議会を始めとする民間福祉関係団体を一堂に集めているところです。

 福山では、市議会の大田祐介議員と広島県日本民踊連盟の佐藤町子会長からも、温かいお持てなしを頂いたことも併せて記し、改めて感謝申し上げます。

 帰途の“のぞみ”では、丸谷才一の『樹影譚』を再読し、その豪奢な文学世界に浸った、贅沢な時を過ごしました。

 池澤夏樹さんが、国内では18年ぶりとなる世界文学全集全24巻(河出書房新社)の編集をなさっていますが、このような発言があります。
 「今は口当たりのいい、おなかにもたれない小説を好む層が膨らんでいる。だが、歯ごたえのあるものを頑張って理解した時の達成感は大きな喜びになる。そうした格闘の体験は恋愛よりも大切なものだ」
 おっしゃるとおりですね。