「年金時効特例法案」

 昨日与党は、「年金時効特例法案」を急遽提出し、今日衆院厚生労働委員会で趣旨説明、質疑、採決を一気に行い、明日衆院本会議を社会保険庁法案とともに、通過させる模様です。

 さて、そのもととなる年金、特に国民年金とは、どんな年金なのでしょうか。
 こんな感じです。
対象職業:自営業者、学生等
加入年齢:20〜60歳
保険料:14,100円(2007年度)
 すると、40年間で支払う保険料の総額約792万円。
 その結果、65歳から毎年79万2100円を一生涯受け取ることができます。

 ほぼ同額の年金を受け取れるように、民間の個人年金保険を試算すると、月保険料は25,719円。総額では、約1,234万円。
 これほどの開きがあります。

 なおかつ、国民年金は、障害年金、遺族年金もありますので、それも付加すれば、民間の保健との差は尚一層開きます。
 もちろん、国民年金の保険料は全額社会保険料控除されます。