「市民参加の死刑執行」

 さる10月20日朝日新聞朝刊に、森巣博さんが「市民参加の死刑執行を」と題して、死刑という刑罰に反対する立場から、「8割の世論」の支持がある、日本の死刑制度ならば、死刑執行を刑務官にのみそれを代行させず、市民自らの手で処刑すべきだと提言しています。

 “現行の制度では、殺したい人を誰か他の者に殺させて、市民は涼しい顔をしていれば済む。
 これでは、まるで暴力団の親分だ。「美しい国」の市民は、もっと誇り高かったはずである。”
 と、その文章を締めくくっています。
 なるほど、刺激的な提言ではあります。