「大学生の西田幾多郎」

 大学受験たけなわですが、西田幾多郎の学生時代をつづった「明治二十四年頃の東京文科大学選科」を読むと、当時の東大選科学生の鬱屈ぶりがよく分かります。⇒
http://www.su-ki-da.com/aozora/search?query=cache%3Awww.aozora.gr.jp%2Fcards%2F000182%2Ffiles%2F2408_21754.html
 当時は、大学生といっても本科生と選科生に別れていたようで、選科生は図書館の閲覧室を利用することがかなわず、廊下の机を利用したようです。

 そして、西田はこうも記しています。
 “大学では多くのものを学んだが、本当に自分が教えられたとか、動かされたとかいう講義はなかった。”そうです。

 ぼくも大学では色んな講義を受講しました⇒http://www.ranjo.jp/link/index.htm#早稲田大学大学院%20社会科学研究科%20単位修得科目が、実感として、大学での勉強は、自己学習が大事かと思います。