「松尾芭蕉『おくのほそ道』」

 芭蕉が、曾良を伴い『おくのほそ道』の旅に立ったのは、元禄2年3月27日(今日の暦で5月16日)のことでした。

 それに合わせたのでしょう、朝日新聞が13日の夕刊で、同書の句の人気投票を行いました。
 その1位から3位までは、下記の通りです。

  五月雨をあつめて早し最上川
  夏草や兵どもが夢の跡
  閑さや岩にしみ入蝉の声

 ぼくが好きなのは、同書では、下記の句です。
  田一枚植て立去る柳かな