「映画『ラストゲーム』〜最後の早慶戦」

 昨日、早大大隈講堂で開かれた映画、『ラストゲーム』の上映会に、町田稲門会の先輩方と参加しました。⇒http://www.lastgame-movie.jp/

 監督は、神山征二郎、主演は、渡辺大柄本佑柄本明石坂浩二

 題名通り、戦前行われた最後の早慶戦、1943年10月16日の戸塚球場とそれに至る日々を描いた作品です。

 カタルシスのある結末でなかったのは、なんとも残念でしたが、眼を瞠ったのが、早大野球部顧問の飛田穂洲を演じた柄本明の演技でした。

 発音からして、水戸弁らしく、くぐもった口調で、迫真の演技でした。

 上映後、早大出身の森喜朗元首相が挨拶に立ちました。
 そこで、「20世紀は、栄光と悔恨の100年だった」との発言がありましたが、この発言は、森さんらしいのか、らしくないのか、判断に停滞を生じました。