昨日、早稲田大学と並ぶ我が母校、立教大学に用足しに行ったところ、たまたまですが、オープンキャンパスの当日だったので、ちょいと覗いてきました。

 大学も変わったものでして、1980年代までの大学は、「受験したければ、勝手に受けに来い」といった態度でしたが、コロッと変わり、今や「どうぞ、どうぞ、是非是非ウチを受けに来てください」といった塩梅ですね。

 同大学法学部のパンフレットに、専任教員のページがあり、憲法の阪本昌成教授が、興味深いことを記していました。

 曰く『法学部教育の目的は、社会科学全般の知識を提供することにあります。社会科学は、「批判の学」であることを特徴としています。「批判」とは、「善きものを選択すること」を指し、ある知識を非難したり、弱点ばかりを指摘することではありません。』

 なるほど、たしかに、と思った次第です。