2008-08-30 「大野晋先生の御葬儀」 この欄でも、7月15日に取り上げましたが、過日、国語学者の大野晋先生がご逝去され、そのご葬儀が、7月18日に営まれました。 その葬儀で、3人の作家が、追悼の言葉を述べました。 丸谷才一、大江健三郎、井上ひさしの3人です。 そこで、丸谷才一は、「日本人は恋する時も死ぬ時もなぜ五七七で詩を作るのか。この文化の仕組みをこれほど明らかにした学者はいない」との言葉を送りました。 まさしく、至言です。