「いよいよ裁判員制法施行」
今月21日に裁判員法がスタートします。
すると、この日以降に起訴される殺人、傷害致死などの重大事件が対象となり、市民が参加する裁判員を含めた裁判は、7月下旬から開かれる見込みです。
多くの日本人は、裁判員になることに負担感を覚えています。
特に、裁判のプロでもない、一般市民が裁判員になることに、大いなる不安を感じる方が少なからずいらっしゃることでしょう。
小説家の佐木隆三が、朝日新聞5月3日朝刊で、下記の発言を行っていました。
“「素人なので自信がない」と尻込みしている人たちには、選挙に出かけたときのことを、ぜひ思い出してほしいと思います。「清き一票」が、立派に国政に反映したではないでしょうか。反映しなくても、政治に「ノー」と言えたことになります。人生経験の豊富な市民が、裁判官の気づかないことを指摘すれば、それでいいのです。”
たしかに、一般市民は、「政治のプロ」ではありませんが、投票には行きます。