「『立教』」

 早大と並ぶわが母校、立教大学は、季刊誌『立教』を発行しており、その最新号に法学部の五十嵐暁郎教授による、「キリスト教大学で教育・研究すること」が掲載されています。

 そこで、次の記述がありました。
 “日本の近代の歴史においても確認できます。キリスト教マルクス主義を含む社会科学のみが天皇制国家をトータルかつ批判的に理解し得る体系的思想でありましたし、またともに弾圧された経験を持っているのです。”

 続いて、こう記しています。
 “市民および市民社会のための学問であり、権力に対する批判的認識の学問を研究するということが、いわば共通のミッションであると認識されていたのです。こうしたことから、立教大学政治学研究者は日本の政治学者の間で「市民派」と呼ばれてきました。”

 こうして、神島二郎、高畠通敏、栗原彬等の教授が輩出されたのでしょう。