「恩師」

 人が人らしく生きる、とはなんでしょうか。
 ぼくは、どれほど素晴らしい恩師と出会えたか、に大いに左右されると考えています。

 ぼくにとって恩師とは、まずは、落語の師匠である、三遊亭円丈師です。
 それ以外にも、たとえば、映画や音楽や美術で出会った先達も恩師といえるのかもしれませんが、ぼくの場合は、もっと直接に教えを受けた先生を恩師と呼びたいものです。
 そうすると、大学のゼミで出会った先生も、恩師です。
 授業や講義でも、先生は学生に学問を教えてくださいますが、ゼミはまた、別格です。
 多くの私大では、学生数があまりに多いため、ゼミは必修ではなく、選択制のようですが、折角大学に入学したのですから、ゼミはとらないと損ですよ。