「『俳句はなぜ短いか』」

 俳人長谷川櫂による『俳句はなぜ短いか』が、昨日の朝日新聞夕刊「私の収穫」に掲載されましたが、刮目すべき意見でした。

 それによると、“日本の夏はただ暑いだけでなく、蒸し暑い。そんな国で多くの言葉を使っていたのでは暑苦しい。そこで言葉を最小限に切りつめた俳句が誕生した。俳句が日本で生まれたのは蒸し暑い夏のおかげということになる。”というのです。

 なるほど、そうなのかもしれない、と思わせる意見でした。ちなみに、拙駄句の数々はこちらに掲示しています。⇒http://www.ranjo.jp/zenbun/haiku/index.htm