「語学、読書、恋愛」

 大学受験は一山超えた感がありますが、塚谷裕一(東大理学部)教授が、「大学の教養課程こそは、おそらく一生のうちでも、最も幅広い話題を語り合うことのできる時間であろう」と、『UP』2007年4月号で記していました。

 1991年に大学の設置基準の大綱化が図られて以来、それまでは、大学1,2年次は教養課程という位置づけが確固としてあったのですが、それが曖昧化されました。
 それでも、大学の1,2年次は、専門課程とともに、一般教育を学ぶことが多いので、塚谷教授の上記の指摘があるのでしょう。

 たしかに、スペシャリティも大事ですが、ジェネラレティも大事です。

 大学に入ったら、語学、読書、恋愛に励ぶのが何よりです。