「新書」

 新書には、桁外れの良書があるものです。
 たとえば、世評高い、『ヨーロッパ思想入門』(岩田靖夫著、岩波ジュニア新書)あたりは、その代表でしょう。

 ヨーロッパ思想が、ヘレニズムとヘブライズムによって成立した、というのは、常識ですが、それを、じつに分かりやすく説明しています。

 いま、同書を再読しているところです。