「東大教師が新入生にすすめる本

 東京大学出版会が発行する「UP」では、毎年4月号で、「東大教師が新入生にすすめる本」という特集を組み、それは、文春新書で刊行もされています。

 今年の特集では、たとえば、玄田有史教授は、志賀直哉の『暗夜行路』を真っ先にあげています。
 あるいは、マルクス経済学の小幡道昭教授は、『資本論』を学部生のときには、読み通せなかった、と告白しています。
 水町勇一郎准教授は、村上春樹のエッセイをあげていました。