「慶應、早稲田、法政」

 野村克也元監督の『野球は頭でするもんだ』(朝日文庫)に、「水原(茂)、三原(脩)、鶴岡(一人)の三監督のうち、いつ、どんなところを撮っても絵になるのは水原さんだ」といった、NHKのカメラマンの逸話が紹介されていました。

 水原の出身校は慶應、三原は早稲田、鶴岡は法政でした。
 たしかに、水原のユニフォームの着こなしは、野村克也も指摘するように、天下一品でした。
 それは、慶應の野球部時代に培われたものというのは、うがち過ぎというものでしょうか。