「世界大学ランキングに批判」

 10月5日の拙ブログで、世界大学ランキングで、日本の大学が凋落傾向にあると記しましたが、どうも、事実とは違うようなので、改めてふれます。

 これも朝日新聞の記事からなのですが、「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」が9月に発表した記事では、日本の大学が軒並み順位を落としています。しかし、それは、1、学部学生が多い。2、論文引用の面で世界の論文数が増加するなかで日本のシェアが減少傾向にある。3、英語圏の大学が圧倒的に有利。という複数の要因によって、不当に日本の大学のランキングが落ちた、というのです。⇒http://www.asahi.com/edu/university/toretate/TKY201010250350.html
 たしかに、どの大学にとっても合理的な指標の設定は難しいのでしょう。