「施設費なるもの」

 ぼくは、高校生のとき、理科と数学がまるでできなかったので、大学受験は、私立文系しか受けられませんでした。

 今回、国立大学の学生になって再認識させられたのが、その安価な在学料です。
 たとえば、一橋大学では、在学時に払う授業料が年額535,800円で、これだけです。

 それに較べて、早大大学院の2010年度の学費は、494,000円でしたが、それ以外に、施設料100,000円、演習料、学会会費、学友会会費、学生健康増進互助会費を払わなければならず、年額60万円以上の出費でした。