「『ダンゴムシに心はあるのか』」

 今日の朝日新聞読書欄で、福岡伸一青山学院大学)教授が、森山徹(信州大学助教)の著書『ダンゴムシに心はあるのか』(PHPサイエンス・ワールド新書)を採り上げていました。

 森山によれば、ダンゴムシには心がある、というのです。福岡教授の書評から引用すると次のようになっています。「ダンゴムシの突飛な行動こそが心の存在を示す証拠だと著者はいう。なぜなら彼によれば、心とは、行為を引き起こす仕組みではなく、むしろ不必要な行為を抑制する「隠れた活動部位」だから。」

 この斬新な「心」の捉え方に、ぼくは感動しました。