2013-09-04 「吉目木晴彦『寂寥郊野』読了」 いまからちょうど20年前の、平成5年上半期に発表された作品に対して銓衡された、第109回芥川賞をあたえられた、吉目木晴彦さんの『寂寥郊野』を昨日読み終えました。⇒http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2635738 ちなみに当時の選考委員は、大江健三郎、大庭みな子、黒井千次、河野多惠子、田久保英夫、日野啓三、古井由吉、丸谷才一、吉行淳之介の9委員(三浦哲郎は欠席)でした。 印象に残ったのは、「教会は希望を拾いに来る所よ」ということばでした。