「吉目木晴彦『寂寥郊野』読了」

 いまからちょうど20年前の、平成5年上半期に発表された作品に対して銓衡された、第109回芥川賞をあたえられた、吉目木晴彦さんの『寂寥郊野』を昨日読み終えました。⇒http://bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2635738
 ちなみに当時の選考委員は、大江健三郎、大庭みな子、黒井千次河野多惠子田久保英夫日野啓三古井由吉丸谷才一吉行淳之介の9委員(三浦哲郎は欠席)でした。
 印象に残ったのは、「教会は希望を拾いに来る所よ」ということばでした。