「進化する大学」

 その昔、大学は象牙の塔と言われていたこともありました。(芸術を至上のものとして現実から逃避する孤高の立場・境地。また,現実を踏まえない学究生活や研究室。『大辞林』第3判』)
 けれど、元号が平成と変わったあたりから、大学の自己変革は、急速に進展しました。

 たとえば、ぼくが在籍していた一橋大学では、平成24年に「学生が主体的に学び、自ら課題を探求し、未来を切り拓いていく」Academic Planning Center)が設立され、それは、「教員主体の教授から学生主体の学びへ」と変革されました。
 いずれにしろ、今世紀の大学の学びの主体は、PBL「問題解決型授業」でありましょう。