「橘家円蔵師匠」

 八代目橘家円蔵師匠が、さる10月7日に81歳で、お亡くなりになりました。⇒http://www.yomiuri.co.jp/culture/20151016-OYT1T50042.html
 月の家円鏡から、円蔵に改名して30年以上経ちましたが、いまでも円鏡時代のイメージをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

 元気の塊のようだった円蔵師匠が、81歳でお亡くなりになるとは、意外な感を拭えませんが、前座に思いやりのある師匠でした。
 たとえば、新宿末広亭の楽屋では、食パンに肉屋さんのコロッケを挟んでソースをだぼたぼかけたコロッケサンドを振舞ってくださったのが、よき思い出として残っています。
 天国でも、談志師匠と掛け合いをなさることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。