「真光寺川まつり」に参加して

 さる7月30日に催された、「真光寺川まつり」に、お手伝いの一員として参加してきました。

 真光寺川といっても、町田市民ならばご存じでしょうが、これをごらんになっている方は、町田市民とは限らないので、少し説明をさせていただくと、たまちゃんで有名になった、横浜の鶴見を最下流域とする鶴見川の、町田市域を流れる支流に、この真光寺川があるのです。
 その真光寺川の、駅で言えば小田急鶴川駅近くの、下堰親水場といこい会館を会場にして開いたのが、この「真光寺川まつり」なのです。

 その実行委員会の委員長が山口拓郎さんで、山口さんは、ぼくも参加する「エコネット町田」の会長も勤めていらっしゃるので、そのご縁で、今回「真光寺川まつり」に参加したのでした。

 当日は、「川で遊ぼう、川を歩こう、川で学ぼう」をスローガンに、笹舟レース、水鉄砲、魚とり、投網、関戸親水までのウォーキング、和光鶴川小学校「鶴っ鼓座」による和太鼓演奏、ミニ水族館、小学生の絵の展示コーナー、鶴川三小の児童による朝顔販売、めだかプレゼントなどなど、多彩なイベントが催されました。

 ぼくは、缶飲料の参加者へのプレゼント係を勤めました。つまり、炎天下で脱水症状を起こさないように、参加者に緑茶や烏龍茶、サイダーを配ったのです。

 無料で配ったので、それこそ缶飲料コーナーに小学生が群がるかと思いきや、これが実に整然と並んで待ってくれたのには、感謝の思いとともに、驚いたのです。
 いまどきの小学生諸君、なかなか、やるじゃないか、と。

 しかも、数に余裕を持って用意したために、缶飲料があまり気味なので、一人2本までは構わない、というと、再び、缶飲料コーナーに人が戻ってきたのですが、その際、ちゃんと「私は2本目ですが、お願いします」と、自己申告するではありませんか。

 なかには、「3本目はダメですか」と訊いてくる小学生もいたのです。
 そんなのは、「2本目を下さい」といえば、済むことなのに、ちゃんと正直に自己申告する小学生がこれほどまでに多いことに、ぼくは感激するとともに、ここにいる小学生はそのまま真っ当な大人になるでしょうが、小学生のうちは、みんなこれほどまでに正直なのに、大人になると、ウソをつくようになるんだから、困ったもんだと、自省したのでした。