「長野県下伊那地方事務所主催講演会」
今日は、長野県飯田市にある飯田合同庁舎にて、長野県下伊那地方事務所主催による「寝たきりゼロ・認知症高齢者対策県民運動〜南信地域啓発フォーラム」にて、『辛いからこそ笑って生きよう』と題する講演を、行ってまいりました。
講演自体は、特に申し上げるようなこともなく、滞りなく済んだのですが、驚いたのは、久しぶりに乗った高速バスの乗り心地でした。
新宿駅西口の明治安田生命ビル裏にある、新宿高速バスターミナルから会場がある飯田まで約4時間の道のりで料金は4,000円ですから、大変安価(とは言っても交通費は主催者が負担するため、ぼくにとっては関係はありませんが)なのが魅力なのと併せて、鉄道では不便な場所柄か、往復ともにほぼ満員の盛況ぶりでした。
新宿高速バスターミナルに行った方はご存じのように、そこはごく低額の資本によって作られた施設です。
つまり、まるでゴージャスではない、必要最低限のものしかない施設が、新宿高速バスターミナルなのです。
ぼくはそれを批難するつもりは毛頭ありません。むしろ、“安価”ということを念頭に置けば、あのような作りになるのは当然のことだと思います。
ただ、満員のバス、それは極めて狭隘なスペースしかない座席を意味しますが、そこに座っての4時間の旅は、かなり苦痛であるのも、確かなことです。
つまり、鉄道、特に旧国鉄のように、税金がふんだんに注がれインフラ整備に膨大な投資が可能であった鉄道と較べると、施設面での比較劣位は明らかです。
もう少し、座席スペースに余裕を持たせれば、利用者はもっと伸びると思った、今回のバス旅行でした。