「今週気になった新聞記事」

 11月7日朝日新聞朝刊『保守の60年』が、その気になった記事です。

 その中で、「保守本流」の嫡子ともいえる加藤紘一自民党幹事長は、このように、持論を語っていました。

 「よき伝統を守るという意味なら、戦後の保守政治は日本社会を余りに変えすぎた。レッセフェール(自由放任)の自由主義という意味なら、戦後保守は政府を余りに大きくしすぎた」
 加藤氏の思い描く保守とは、地域社会や国のなかで「まとめる側、執行部側」に常に立ち、かじ取りに責任を持つ意識を言う。「要求する側なら、誰にでもつとまる。まとめ、まとめ、泥をかぶって、無口にまとめ。これが保守の醍醐味

 なるほど、うまいことをおっしゃる。