「HNK教育テレビ『わくわく授業』近藤浩人先生」

 昨日の朝日新聞によると、「ゆとり教育」の推進役だった、文化庁文化部長のT氏は、事務方から早期退職を勧められていたものの、小坂文科相から、「毀誉褒貶のある人物に活躍して欲しい。申し訳ないが、降格・減給で働いてほしい」と引き留められ、国立新美術館の広報担当になる、という報道がありました。

 こうして、文科省は「ゆとり教育」の息の根を、止めたわけです。

 さて丁度その晩(正確には26日、午前0:40〜1:05)、NHK教育テレビの「わくわく授業」(再放送)という番組で、画期的な跳び箱の授業を行っている横浜市の近藤浩人教諭が、採り上げられていました。

 どこが画期的なのか。
 それは、すべての児童が跳び箱を跳ぶことができるようになるまで指導するその姿勢が、方法が、素晴らしいのです。

 跳び箱を跳べるようになって満面の笑みを浮かべる児童をみて、教育はかくあるべきだと、再認識させられました。

 つまり、教育とは、いままで出来なかったことを出来るようにさせることです。