「『男はつらいよ 知床旅情』」
今日は、横浜市金沢区役所主催講演会「団塊シニアの地域デビュー」〜定年後のいきいき人生に向けて〜で、講演をさせていただきました。
ぼくは、1977年に学生となってから、渥美さんの最晩年の数作品を除いて、欠かさず映画館で封切りの『男はつらいよ』を観ていた者です。
そんなぼくが今日、HNK衛星第2で放送された『男はつらいよ 知床旅情』を、封切り以来久しぶりに見ました。
といっても我が家のテレビは衛星契約をしていないので、実家に行って見たのです。
そこで、改めて思ったのは、『男はつらいよ』は、疲れているときに見たくなる映画だということです。
元気溌剌の時には、あまり見たいと思わないのです。
そういえば、『男はつらいよ』の封切りは、渥美さんの晩年を除いては、盆と暮れの2回。
盆は暑さで、暮れは歳末で、疲労が溜まっている時分です。
絶妙の時機だったわけです。
今日の映画によって、疲労を随分と恢復させていただきました。