「早稲田は変わったのか」

 10月8日の朝日新聞に、「都の西北急変貌」と題して、10月21日に創立125周年を迎える早稲田大学の教育は、「自由放任」が伝統でしたが、それが90年代以降「面倒見の良い大学」へと舵を切った、という内容の記事がありました。

 なるほど、2004年に創設された、国際教養学部政治経済学部国際政治経済学科は、必修科目が多く、面倒見が良くなった印象を受けますが、社会科学部のように、旧来からの早稲田らしく必修科目が、1科目という学部もあります。

 それより、慶應OBの先生が、早稲田の教育を指して、「自分で育てよ」とおっしゃっていましたが、まさしく、それこそ早稲田らしい、と思ったものです。