「まちだ市民大学HATS受講」

 昨日は、まちだ市民大学HATSの『人間関係学』を、受講してきました。

 講師は、川崎医療福祉大学 医療福祉学部の佐々木正美(特任)教授でした。⇒http://www.kawasaki-m.ac.jp/mw/dept/teacher/01_sasaki.html

 講義名は、「子どもの心」−コミュニケーションへの希望を求めて−というもので、乳幼児期に、エムディの提唱する、social referencingといって、振り返れば自分を見ていてくれる人がいることによる安心感が、成長した後に自己肯定感を育む、というトピックには、なるほどと思わされました。

 佐々木先生が、昨日の講義で強調なさっていたのが、人は乳幼児期には、決して見捨てられ感があってはならない、というものでした。
 それが、自己尊厳を醸成し、それに失敗すると、境界性人格障害を引き起こすこともあるというのです。

 ちなみに、佐々木先生の教育方針は、下記のとおりです。
教育方針・研究指導方針:生命への畏敬と感謝を思い続けたいと思います。少子国はそのことを失いつつある人々が多くなってしまった国だと思います。そのことを学生諸君と考え続けてゆきます。