「冬季休業終わり、答えは出ていない」

 早大は、12月23日からの冬季休業が明けた昨日から、2011年の授業が始まりました。
 5日の朝日新聞朝刊に、長谷部恭男(東大)教授と、杉田敦(法大)教授による対談が掲載されていました。

 そこで、杉田教授の政治主導を掲げる民主党政権についての発言、「官僚や議会、メディアといった中間的な勢力はこれまで、多様な利害や価値を何とか折り合わせる役割を担ってきました。それを外しても大丈夫だとする人々は「もうすでに答えは出ている」と思っている。答えはある、調整や審議の必要はない、あとは実行するだけなのに中間勢力が邪魔している、というわけです。本当にそうでしょうか。」
 上記のように、中間勢力を排除すれば、民主党政権は、自らのマニフェストを実行できると思っているのかしら。